インビザライン矯正の痛みってどうなの?

インビザライン矯正はマウスピース型の矯正装置として近年人気があります!
マウスピースのため、透明で目立ちにくく、取り外し可能なことからお食事にも基本的には制限がありません。
では、痛みはどうなの?という方もいらっしゃるかもしれません。
今回はインビザライン矯正の痛みについてお話していきます。
そもそもインビザライン矯正って痛みは感じるの?
インビザライン矯正はワイヤー矯正よりも痛みが少ないというところが特徴の1つでもあります。人によっては一時的に痛みがでることもありますが、鎮痛剤を飲んだり、治療を中断するなどの強い痛みであることはほとんどありません。数日すれば痛みがなくなることがほとんどです。
痛みを感じる場合、程度は人それぞれで個々の耐性や歯の状態、矯正期間などにより変わってくるでしょう。
インビザライン矯正で痛みが出る原因
インビザライン矯正をするうえで考えられる痛みの主な原因をいくつかご説明します。
マウスピースにより歯が圧迫されている
インビザライン矯正で使用するマウスピースは、歯を適切な位置に段階的に移動させるように設計されています。
お口の中で常にマウスピースがついている状態になることもあり、この過程で、歯が一時的に圧迫されることで軽い痛みを感じることがあるかもしれません。
しかし、強い痛みや刺激を感じることはほとんどなく、1週間ほどで慣れることが多いです。
新しいマウスピースにかえたとき
インビザライン矯正では、1つのマウスピースを10日間ほどつけ、そのマウスピース通り歯が動いていきます。それを繰り返していき、理想の歯並びになっていきます。つまり、新しいマウスピースにするということは次の段階へ入るということです。そのため、新たなマウスピースの通りに歯が動いていきますので、違和感や圧迫感から多少の痛みを感じやすいです。ですが、歯が新しい位置に定着するまでの一定期間のためすぐに慣れるでしょう。
アタッチメントが当たる
インビザライン矯正では、アタッチメントという小さな突起物を歯につけていきます。どの歯につけるのかは人それぞれ違います。アタッチメントは矯正力をコントロールする役割があるため、基本的には矯正終了まではずせません。マウスピースを装着している間は特に問題ありませんが、お食事や歯みがきなどで取り外す際にアタッチメントが口腔内でひっかかってしまい、痛みを起こすこともあります。
IPRを行ったとき
インビザライン矯正では、歯と歯の間にスペースを作るためにIPRという処置を行います。歯を削ると聞くと、虫歯治療のように大きく削ることを想像されるかもしれませんが、IPRではごくわずかな量しか削りませんのでご安心ください。IPRは歯の大きさや形状、歯列を整えるために一部分を削ることで、歯に影響が出ない程度の処置であるものの、人によってはわずかな痛みを感じる場合があります。
顎間ゴムをつけたとき
インビザライン矯正では、噛み合わせを調整するために顎間ゴムを使用することがあります。使用するかしないかは計画やドクターの判断で行われます。顎間ゴムをつけることにより、さらに力が加わることでマウスピースのみで行うよりも早く歯を動かすことができます。マウスピースのみのときよりもまた違う違和感や痛みが生じますので、数日経っても痛みが治まらなければドクターへ相談しましょう。
痛みが出たときの対処法
初めてマウスピースをつけたときや新しいマウスピースに交換したときの痛みに関しては、数日すれば慣れてくることで解消されることがほとんどです。なぜなら、インビザライン治療のマウスピースというのは、すでに精密検査によって得られたデータを元に、治療の開始からゴールまでのマウスピースが全て計画的に製作されているので、基本的には我慢できないほどの痛みが交換時に起こるということはありません。
つまり、そうした痛みがマウスピースの交換時に起こった場合は治療計画の進行中に何かしらの問題が起こっている可能性もありますので早急に確認が必要です。担当のドクターへすぐに連絡しましょう。
マウスピースのつけ外しの際に痛みを感じる場合は、再度着脱の方法をクリニックで確認することをおすすめします。正しく着脱できている場合でも、スタッフの中にはインビザラインの経験者もいますので、コツを教えてくれるかもしれません。いづれにせよ、毎日取り外しするため、こちらもだんだんと慣れてくるでしょう。
最後に
インビザライン矯正は基本的に痛みはほとんどありません。ですがやはり個人差はありますので、どういう時に痛みがでるのか、どう対処するとよいのかを知っておくだけでもよいかもしれません。
インビザライン矯正、ワイヤー矯正についてはこちらをご覧ください♪
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